1958年、ローラ・ボベスコ(Lola Bobesco)は「ブリュッセルのソロリストたち(Les Solistes de Bruxelles)」を結成しました。その後、この合奏団は「ウジェーヌ・イザイ弦楽アンサンブル(Ensemble d' archets Eugène Ysaÿe)」という名称で活動した後、現在はワロニー王立室内管弦楽団(O.R.C.W.)と呼ばれています。
最後の音楽監督兼首席指揮者であるオーギュスタン・デュメイ(2003~2013)とフランク・ブラレイ(2014~2019)に続き、バハン・マルディロッシアンがそのあとを継ぎ、卓越した演奏を手がけて来ました。
ORCWは、2015年に欧州文化首都として選ばれたワロン地域の首都であり半世紀ほど拠点とするモンスをはじめとした権威ある国際舞台で、すばらしい次の芸術家たちと定期的に協演して来ました:
- ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、フィリップ・ヒルシュホルン、イヴリー・ギトリス、アルド・チッコリーニ、ギドン・クレーメル、アルテュール・グリュミオー、ジョゼ・ヴァン・ダム 、ミッシャ・マイスキー、モーリス・アンドレ、ジャン=ピエール・ワレス、ルイ・ロルティ、アントワン・タメスティ、ルノー&ゴーティエ・カピュソン、ミシェル・ポルタル、ポール・マイヤー、マシュー・ヘルゾグ、ミゲル・ダ・シルバ、ジャン=フィリップ・コラール、アンヌ・ケフェレック、バルナバス・ケレメン、ゲイリー・ホフマン、リチャード・ガリアーノ、ジェラール・コセ、マリア・ジョアン・ピレス…
- パリ、アムステルダム、北京、アブダビ、イスタンブール、ブカレスト、バイロイト、ミュンヘン、ルクセンブルク、チューリッヒ、ジュネーブ、サンクトペテルブルク、ワルシャワ、ブリュッセル…
ORCWは、エリザベート王妃国際音楽コンクールの20年以上のパートナーであり、エリザベート王妃音楽チャペルをはじめとする数多くのベルギーおよび国際的なフェスティバルにも参加しています。
バイオリン指揮者のジャン=フランソワ・シャンベルランの下で定期的に演奏しています。
モンス・アート・シーン(Mons Arts de la Scène:MARS)と協力しモンスの街から支援を受けるORCWには、ベルギー国内および国外から多様でユニークな才能ある著名な芸術家たちが集まって来ます。また、若い世代向けのコンサートも手がけています。モンス音楽アカデミー(Mons Music Academy)および芸術高等学校(École Supérieure des Arts:ARTS2)の若手アーテイストに演奏する場を提供しています。
ORCW(FR)の詳細 : www.orcw.be
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